矢野顕子さん

こんにちは、2月13日です。

私がここで、ご紹介したい女性シンガーソングライター、それは今日、誕生日を迎えた矢野顕子さんです。現在はアメリカ在住で、日米で活躍中です。
東京生まれですが医師のお父様の開業のため3歳で青森に移りました。高校のときからピアノを始めるのですが彼女には大きな才能があったのです。その頃すでに毎日の出来事を即興でピアノと歌で表現していました。
彼女の才能はすぐに知り合いのジャズクラブで発揮されました。高校を中退してプロの道を選び、現場でのセッションを繰り広げているとすぐに注目され18歳でシングルをリリースしてデビューしました。
矢野の姓は一人目のご主人で、当時の本名が売れたため現在もそれを使っています。二人目のご主人は坂本龍一さんで、ミュージシャンとしてデビューした坂本美雨さんはその2人のお嬢さんです。
そんなことはともかく、その後は日本内外問わず有名なプレーヤーとセッションの幅を広げました。ピアノの腕前は自在にアドリブもこなす国際レベルで、生み出される曲はやや難しく一般ウケしないかも知れません。しかし女性の視点で書かれた詩を大切に歌い上げる感じで、私としては2年後に出したアルバムに注目しました。片面はアメリカの本格的なロックが基調ですが、もう片面はナント育った青森の民話などをモチーフにアレンジしています。この方は日本の文化を大切にしている珍しい国際派ミュージシャンといえるでしょう。いつかきっと童謡も書いてくれるといいですね。