財津和夫さん 貴島 清彦さん

おはようございます、2月19日です。

♪あ〜だから今夜だけは 君を抱いていたい あ〜明日の今頃は 僕は汽車の中〜♪

あのチューリップのリーダ、財津和夫さんが誕生日を迎えました。
ニューミュージックを支えたバンドのひとつでした。懐しいですね。

そして貴島 清彦さんは1917年の今日、東京小石川茗荷谷で生まれました。

父親の薩摩琵琶、姉の生田流の箏を聞きながら育ち、16歳の時に作曲したいという熱望から和声を学び始め、日本大学芸術科に入り、理論やピアノを学びました。

在学中に《交響曲の第1楽章》が第7回毎日音楽コンクールに第2位入賞し、大学より芸術賞を受賞しました。

卒業後は創作を断ちしばらく療養生活を送りましたが、のちに第17回毎日音楽コンクール管弦楽曲の部門で《前奏曲と追複曲》が第1位、特賞となりました。

1949年からは日本大学芸術学部助教授、のちに教授になり後進の指導に当たりました。

1955年には池内友次郎主宰の深新會にも参加し、メンバーとして作品発表をしました。

作風は機能和声に立脚した平明なもので、富樫康さんの言葉によれば「『自然』こそ真実であり、美であるという考えから」だそうです。