巨大地震・津波被災お見舞い申し上げます

3月15日です。
今回の巨大地震と巨大津波で死亡が確認された方は現在約2千人ですが、宮城県の発表では1万人を大きく超える状況です。
行方不明・音信不通な方は15000人以上で、生き埋め状態、もしくは動けない生存者の生存率の限界は過ぎています。朝晩の冷え込みを考えると、殆ど生存の可能性は消えます。
避難している人々は45万人以上で、乳幼児や子供たち、お年よりを含め、その多くの方々が、水、食料、毛布、トイレットペーパ、タオル、下着、などの生活必需品が圧倒的に不足しています。さらに健康や衛生環境を保つための、トイレ、消毒液、マスク、常備薬、などの不備が大問題になって来ています。最低限清潔を保つために体を拭くことも出来ません。
そんな中、被災地では、いや船橋など南関東でさえ、大きな揺れの余震がいつ終わるとも知れず毎日繰り返されています。
さらに原子力発電所の問題が不安を増長させます。
東北、東日本では、電力の供給増は数ヶ月間見込まれません。昨日まで控えていた鉄道関係も動き出せば、電気の需要は増すばかりで、計画的輪番停電はこれから本格化されます。

こんな不幸な悲しい出来事はそうあることではありませんが、昔の日本人は耐えて、乗り越えてきました。そして、そんな時童謡が生まれました。
こんなときこそ野口雨情や宮沢賢治歌の詩を口ずさんで、勇気と思いやりを持って、日本人みんなで手を携えて、復興の道を励まし合いながら進んで行きましょう。

十五夜お月さん ごきげんさん ばあやはおいとま 取りました〜十五夜お月さん かかさんに もいちど私は あいたいな♪

この未曾有の大災害に、日本人たちはどう立ち向かってどう乗り越えるのか、私たち日本人としての立ち振る舞いを、一挙手一投足を世界は注目しています。

金児