浅原鏡村さん
おはようございます、2月28日です。
今日は朝から雨ですね。
1.てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
いつかの夢の 空のよに 晴れたら
金の鈴あげよ
2. 〜私の願いを 聞いたなら
あまいお酒を たんと飲ましょ
3. 〜それでも曇って 泣いてたら
そなたの首を チョンと切るぞ
『てるてる坊主』 作詞:浅原 鏡村 作曲:中山 晋平
今日、浅原鏡村さん(1895年2月28日〜1977年10月22日長野県出身)が誕生日を迎えました。
日本人なら必ずこの風習と歌の経験はあると思います。
しかし1番2番の金の鈴や甘酒と比べて3番の首を切るはいかにも不自然です。
実は最初は1番も「もしも曇って泣いてたら 空をながめて みんな なかう(泣こう)」だったようです。
浅原さんが六歳の頃、父親が事業に失敗し叔母に預けられるという辛く寂しい体験と、子供心の純粋さと残酷さがこの歌詞ににじみ出ているのではないでしょうか。
実際はともかく、子供に3番は歌わせたくないと私は思います。